ソーラーれん
空気集熱式パッシブソーラー「ソーラーれん」に取り組んでいます。太陽の力をつかって、床暖房しながら換気をしたり、お湯を採ったりする、からだに地球に、とても気持ちのよいシステムです。
「ソーラーれん」のしくみ
上図は、冬のしくみ図です。1から10へ、順を追ってご覧ください。
- 1.外気取り入れ口
- 温めるのは、空気です。軒先から、外気を取り入れます。
- 2.集熱空気層
- 3.ガラス無し集熱面
- 取り入れた空気が金属屋根の下を通ることで温められます
- 4.ガラス付き集熱面
- 屋根にガラスを置くことで、さらに集熱空気の温度が上昇します。
- 5.棟ダクト
- ここに太陽熱で温められた空気を集めます。
- 6.ハンドリングボックス
- 集熱した空気を床下に送ったり、屋外に排気する装置です。
- 7.立ち下がりダクト
- 温められた空気はここを通って床下に送られます。
- 8.床下空気層
- 9.土間コンクリート
- 温められた空気は、土間コンクリートに熱を蓄え、ゆっくりと放熱します。
- 10.床吹き出し口
- 集熱空気は土間コンクリートに蓄熱するのと同時に、床吹き出し口を通り、室内へ送り出されます。
※春から秋口にかけては、集熱した空気をお湯採りに利用します。ハンドリングボックス内のお湯採りコイルで、集熱空気と熱交換を行ない、貯湯槽にお湯をつくります。